事業を最前線で動かしてきた、問題解決のプロだからこそ人事責任者に。
ビジネス職入社9年目
人事責任者
高橋悠
Q. まずは自己紹介と、これまでどんな仕事をしてきたのか教えてください
新卒入社9年目の高橋です。
26年1月からは責任者として人事領域を担当することになりましたが、これまでのキャリアの大半は事業サイドで過ごしてきました。
入社後は、エンジニア、開発ディレクター、カスタマーサクセス、PdM、新領域探索など、複数の立場で事業に関わってきました。
その中で一貫して担ってきたのは、「事業を前に進めるための問題解決」と「プロジェクトを推進する役割」だと思っています。
Q. 入社後は、どんな仕事をされていたのでしょうか?
入社前は、内定者インターンとして物流事業に関わり、カスタマーサポート業務を担当していました。
入社後はエンジニアとしてキャリアをスタートし、当時スタークス初の自社プロダクトとして急成長していた物流領域のプロダクト「リピロジ」の開発に携わっていました。エンジニアとして実装を行いながら、プロダクトの仕様や構造、事業としてどう成立させていくかを日々考えるようになっていったと思います。
その後、1年目の後半からは、物流事業をさらに伸ばしていくためのプロダクトリニューアルプロジェクトに、開発ディレクターとして関わるようになりました。
このリニューアルは、既存プロダクトを一部改修するのではなく、ゼロから別のプロダクトとして作り直し、クライアント様にプロダクトを乗り換えていただくという、大きなプロジェクトでした。
1年目で突きつけられた、「決めることから逃げられない」という現実

Q. 1年目で開発ディレクターを任されるのは、かなりチャレンジングだったのでは?
正直、かなり大変でした(笑)。
当時は、仕様も固まりきっていない状態で、プロジェクト全体のガントチャートを引きながら、
・何を作るのか
・どういう順番で作るのか
・どこまでやるのか
・いつリリースするのか
を一つひとつ決めていく必要がありました。それをエンジニアの方々に割り振り、進捗を管理しながら前に進めていく。プロジェクトマネジメント自体が初めてだったので、本当に手探りでした。
エンジニアの方々は年上の方が多く、コミュニケーションの取り方に悩むこともありましたし、リリース前の1ヶ月間は、今振り返ると「毎日泣いていたな」と思うくらい追い込まれていました(笑)。
ただ、プロダクトオーナーであった上長や、一緒にプロダクトを作ってくれたエンジニアの方々に支えられて、なんとか「クラウドロジ」をリリースすることができました。
またこの時期は、倉庫さんや実際にプロダクトを使ってくださるお客様と直接お会いする機会もかなり増えていきました。現場からは、不満や要望もたくさんいただきます。その中で、
「何を優先するのか」
「どこは割り切るのか」
を取捨選択し、自分やプロダクトオーナーと話しながら決めていかなければなりませんでした。
プロジェクトマネジメントの要諦は、最後は誰かが決めなければ前に進まないということだと思っています。誰かが正解を教えてくれるわけではないし、「決める」「提案する」ことから逃げることはできません。
その覚悟を、1年目にして味わえたのは、今振り返ると本当に良かった経験だったと思います。
Q. プロダクトリリース後は、どんな役割を担っていたのでしょうか?
リリースしてしばらく経った後、結婚・出産というライフイベントも重なり、体調管理の観点から、突発的な対応が求められる開発ディレクターの役割からは、一度離れることになりました。
その後は、カスタマーサクセスや、初の自社物流倉庫のオペレーション立ち上げを担当しました。スタークスとしても自社倉庫を持つのは初めての取り組みだったため、現場の業務フローを一から整理し、回る形を作っていく必要があり、大変でしたが、とても貴重な経験だったと思っています。
その後、復帰してからはクラウドロジのカスタマーサクセスに戻り、マネジメントも任されるようになりました。最終的には、物流事業の副部長として、カスタマーサクセスだけでなく、事業運営全体に関わる立場になりました。
当時、物流事業の事業部長はCFO兼任の取締役でした。そのため副部長として、
・現場オペレーションの理解
・数値の管理
・組織マネジメント
・課題の構造整理
といった部分を担いながら、「この事業をどう運営し、どう成長させていくか」を考え続けていました。
開発・CS・PdM・新領域探索──すべてに共通していたのは、プロジェクトマネジメント

Q. その後、PdM組織の立ち上げや、新しい役割も担われていますよね
そうですね。複数のプロダクトを横断して、クロスセルや機能連携を強化していくために、会社としてPdM組織を新たに立ち上げることになりました。
その立ち上げ責任者として、特定のプロダクトに限らず、複数プロダクトを跨いだ機能企画やプロダクト企画を担当するようになりました。
ここ1年ほどは、そのPdMの役割と並行して、新領域の探索にも関わっています。これまで主軸だったEC領域に加えて、「スタークスの強みやケイパビリティを、どこまで広げられるのか」という視点で、新しい可能性を探っています。
Q. こうして振り返ると、本当に幅広く事業側を経験されていますよね
そうですね。ただ、やってきたことを一言でまとめると、役割や職種が変わっても、ずっと『プロジェクトマネジメントと課題解決をしてきた』という感覚が強いです。
その中で、常に大事にしてきたポイントは大きく3つあります。
1つ目は、 このプロジェクトの目的は何か、達成基準は何かを最初に明確にすること。そのうえで、ガントチャートを作り、「誰が・いつまでに・何をやるのか」を整理し、関係者全員で合意を取ることを徹底してきました。
2つ目は、 “現場の違和感”をきちんと洗い出すことです。
数値や進捗だけでなく、「何か引っかかる」「このままだと危ない気がする」といった感覚を言語化し、早めに共有することを大切にしていました。
3つ目が、 “ラストマンシップ”を持って、最後までやり切ることです。
途中で状況が変わったり、想定外の問題が起きることは当たり前なので、それでも「最終的にどう着地させるか」を自分ごととして考え続ける。120%やり切れるかどうか、という点は常に意識してきました。
エンジニアとして開発に向き合っていたときも、プロダクトの立ち上げやリニューアルをしていたときも、事業運営やPdM、新領域の探索に関わっている今も、やっていることの本質は、ずっとこの繰り返しだったと思います。
Q. これだけ事業側を経験されてきた中で、なぜ人事という役割に来たのでしょうか?
大きく2つあります。
1つは、これまでエンジニア、CS、PdM、新領域探索など、事業の現場を横断的に見てきた経験を、これからのスタークスの成長に、別の形で活かせると期待してもらったことです。
成長戦略が見えた今、特に重要になるのが「中途採用」だと考えています。スタークスはこれまで新卒採用を中心に組織を作ってきましたが、さらに成長のギアをあげるためには中途採用においても、スタークスらしい“正解づくり”をしていくフェーズに入っています。
その正解づくりを担う上で、事業の現場を理解し、複数の立場をつなぎながらプロジェクトを前に進めてきた経験を活かしてほしい、という期待を込めて、人事という役割を任せてもらったのだと思っています。
もう1つは、ミッション・ビジョン・バリューへの理解や体現度を、これまでの仕事を通じて評価してもらっていたことです。スタークスは、スキル以上に
「何に重きをおいて意思決定をするか」
「どんなスタンスで仕事に向き合うか」
をとても大事にしている会社です。
だからこそ、相互の信頼関係を前提に裁量を任せる文化がありますし、その前提として、価値観やスタンスが合っているかがとても重要になります。そうした背景もあって、人事責任者という役割を任せてもらったのだと思っています。
採用も組織づくりも──「正解探し」ではなく「正解づくり」

Q. 事業を長く経験してきたからこそ、採用において大事にしていきたいことは何ですか?
一番大事にしているのは、「正解探しより、正解づくり」に共感いただけるかどうかです。
事業の現場では、明確な正解があるケースももちろんありますが、実際には「どちらが正解か分からない」という場面の方が圧倒的に多いです。例えば、51対49で意見が割れるような状況。正直、どちらを選んでも大きな差がないこともあります。
でも、そのときに大事なのは、選んだ選択肢を、みんなで正解にしていく意思を持てるかどうかだと思っています。
一度やってみて、「やっぱりうまくいかなかったね」とすぐ別の選択肢に移ってしまうと、いつまで経っても正解にはならない。
試して、修正して、改善して、それでもやり切る。
そのプロセスを通じて初めて、「正解」になっていく。
これは個人にも当てはまりますし、組織としてパフォーマンスを出すうえでも、すごく重要な考え方だと思っています。特に、AIの台頭などで環境変化が激しい今、過去の成功体験に縛られず、新しい正解を作り続けられるかどうか。
ここに共感いただけるかどうかを、大切にしていますし、社内でも重要視していきたいと考えています。
Q. 最後に、これからスタークスに興味を持つ方へメッセージをお願いします!
スタークスは、「三方良しのビジネスを創造すること」をミッションに掲げている会社です。
・顧客にとって価値があり、
・社会やエンドユーザーにとっても意味があり、
・そして私たち(会社・仲間・パートナー)自身も成長できる。
このすべてが揃って、初めて“良い仕事”だと思っています。
ただ、その正解が最初から決まっていることは、ほとんどありません。現場では、迷いながら決め、試し、修正し続ける場面の方が圧倒的に多いです。
だからこそスタークスでは、「誰かが用意した正解を探す」のではなく、自分たちで考え、手を動かしながら、正解をつくっていくことを大切にしています。
三方良しのビジネスを、与えられるのではなく、自分たちの手でつくっていきたい。そんな価値観に共感してくださる方と、仲間として一緒に働けたら嬉しいです。
<編集部より>
高橋さんの過去のインタビュー記事はコチラ▼
【2018年】https://www.wantedly.com/companies/starx/post_articles/113213
【2022年】https://www.wantedly.com/companies/starx/post_articles/370155
ご覧いただくと、高橋さんの人となりが分かると思います!
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