IPO実績5社の経営コンサルが参画した理由と今後の展開
ビジネス職入社7年目
取締役CFO
小松義尊
Q. 公認会計士だった小松さんが、どんなキャリアを歩み、なぜスタークスに参画したのか?を教えてください。
取締役CFOの小松です。
CFOという役職柄、どうしても固いイメージになってしまうので、「こまさん」というあだ名で呼んでもらっています。
私は現在、スタークスで取締役 兼 CFOとして、コーポレート部門の責任者とサプライチェーンDX事業部の責任者をしていますが、前職では、経営コンサルタントとして50社以上のベンチャー企業を 支援しておりました。
・なぜスタークスにジョインしようと思ったのか。
・また、なぜCFOとしてコミットメントすることにしたのか。
まずは、そんな思いをお話しさせていただきたいと思います。
幼少時の父の背中を見て会計士を目指す
私の父は税理士として独立開業しており、父の会計事務所の上の階に家族で住み、常に父の働く背中を見て育つ環境でした。
そんな父の姿に憧れ、会計士を目指すことにするのですが、高校からフェンシング中心の生活を送っていた私は、大学を卒業して、ゼロから公認会計士を勉強する身になりました。同級生達が大手商社、マスコミなど華やかな社会人生活を謳歌する一方、無職、無収入での会計士受験生活が始まったわけです。
約1万人の受験生が人生を賭け、約700枚の合格切符を目指してシノギを削る厳しい世界で、偏差値35 という人生で一度も見たことのない数字に絶望したり、試験で不合格になる夢を毎日のように見たりしながら、なんとか会計士の試験に合格した私は、新日本監査法人(アーンスト・アンド・ヤング)に就職することとなるのです。
憧れの仕事で、数字の面白さ・重要性を認識
就職してからは、日本を代表する東証一部上場会社の会計監査、メガバンクの海外上場支援業務、M&Aアドバイザリー業務など、財務・会計・管理に関わる仕事の機会を頂き、数字の面白さ・重要性を感じることが出来ました。
・「御社は年商10億円の会社にしては、債権管理の手法がアナログで属人化している。今後の成長を見越して伴い、今からコストを掛けて債権管理の仕組みを作りましょう。」
・「御社は同業他社と比べて1人あたり売上が低い。営業手法がバラバラで組織化されていないのが原因。ルート営業を強化して、営業マン1 人当たりの売上目標をアップさせましょう。」
と、数字からリアルな現場を想像できるようになると、次第に仕事が面白くなり、いつしか会計士としての仕事に没頭するようになっていました。そして私はよりコンサルタントとしての実務を積みたいと考え、会計系コンサルティング会社(AGSコンサルティング)に転職します。
そこで、経営管理、会社再生、株式上場支援、内部統制などの幅広い実務を約8年間で50案件以上担当し、更に会計士の仕事の面白みを感じるようになるのです。
没頭する世界で、スタークスとの出逢い

経営コンサルタント時代の同僚との1枚)転職をし、複数の企業さまを支援している中で、関わらせてもらったうちの1社が、スタークスでした。スタークス代表上ノ山との出会いは今から約9年前。まだスタークスの社員が10名も満たない0→1フェーズ。
このフェーズで、上ノ山と二人で将来の事業計画を作成するのが私の仕事でした。その時のスタークスの第一印象としては、メンバーのみんながキラキラしており、なんだか一緒にいて気持ちがいい、新しい感覚を覚えたのです。
オフィスに伺うと、「いらっしゃいませ。もう担当を呼ばれましたか?」と笑顔で迎えて頂き、帰りは「あれ、髪切ったんですね。」などと声を掛けて頂く。仕事をしにきているのに、毎回訪問するのが楽しみになっていました。
当時は、現在のメインサービスである『リピートライン』や『クラウドロジ』をローンチしておらず、他社のサービスの販売総代理をメインにしたビジネスを展開していた段階。
しかし、既に上ノ山の頭の中には『クラウドロジ』 の構想が既に出来上がっており、その自社サービスに対する熱い想いを聴き、今の仕事とはまた違った、まだ見ぬ未来へのワクワク感が止まりませんでした。この時からスタークスのファンになっていき、次第に「機会があればスタークスのみんなと一緒にコトを成し遂げたい」という感情が湧き始めたのを覚えています。
人生100年時代。新たなチャレンジをしなくて良いのか?
公認会計士となり、幼少の頃から憧れていた「良い仕事をしてお客様に感謝されたい。」という理想は、イメージ通りに体現できていました。
40を超え、年齢を重ねると共に、お客さまからの信頼も頂ける様になり、思い通りの人生となったと人生の春を謳歌していたそんな時、私の人生に転機となる機会が訪れるのです。それが、有機EL研究の第一人者城戸先生との出会いです。
この城戸先生は、山形大学卓越研究教授であり、有機ELの世界的権威の持ち主です。先生が行っている地域活性化の為のベンチャー企業のお手伝いをする事になり、そこで多くの事を学ばせて頂きました。先生は、本業である有機ELの研究や大学教授としての実績は世界のトップオブトップ。
しかし、専門分野の活動にのみならず、地域活性化の為の食品関連ベンチャーを立ち上げたり、51歳でゴルフを始めて、1年間で90切りに成功し書籍を出版したり。大学教授としての専門性を極めるだけでなく、常にチャレンジしている。凄く魅力的な人生だなと思いました。
その先生を見た時に、ふと「私も経営コンサルタントとしての一定の結果は出したが、人生まだ折り返していない。何か新しい事にチャレンジしたい。」そんな思いをいだきました。人生折返しの前段階で、そんなことを思っていたタイミングで、ちょうど上ノ山からスタークスへのジョインのお誘いを頂くのです。

快く見送ってくれた仲間たちもともと会社への興味、組織への可能性を感じていた私は、自分の人生をもう一度見直し、以下の結果にたどり着きました。
スタークスが展開している事業を取り巻く経営環境(EC市場)は継続的に成長を続けており、確実に巨大なマーケットへと成長する。しかも、物流分野(IT×物流)に圧倒的なリーデイングカンパニーが存在しない。つまりスタークスに大きなチャンスがある。
物流業界では、運び手不足という深刻な課題に直面しており、自分が成長しスタークスが成長する事で、社会課題の解決に関与する事ができる。
スタークスは非常に若いメンバーでありながらも、高い志を持って目をキラキラさせて働いている。この環境でみんなと一緒に成長したい。
この3つの考えに行き着き、スタークスにジョインしない理由はないと確信し、2018年7月からスタークスでのキャリアをスタートしました。
入社直後に発生した、スタークス“ショック”

Q. ただ、入社と同時くらいのタイミングで、絶好調だった業績が一気に傾く、”スタークスショック”が起きましたよね。IPOコンサルとしての経験を事業会社で活かして欲しいという話での参画だったと思うのですが、当時どのように感じていましたか?
私がジョインした時期は、まさに『ここからもっと成長できるぞ!』というタイミングで、会社の経営状態も良好でした。創業当初からいるメンバーたちは、ゼロから会社を築き上げてきた経験があるので、彼らの間には強いチームワークがありました。その中に、僕は途中から入ったわけなんですよね。ちょうど7期からの参加だったので、第1期から6期までは自分がいない時期。その差や、距離感を感じることがありました。
ただ、そこで社内で言う『スタークスショック』というハードシングスが起こったんです。つまり、アップダウンの"ダウン"の時期ですね。そんな困難な状況でも、私は『絶対に会社は回復できる』と信じていました。専門領域である財務面からもなんとか立て直せると思っていたんです。
もちろん、簡単なことではないとわかっていましたが、その経験をチーム全体で乗り越えることで、私自身も本当の意味でチームの一員になれるんじゃないかと感じていました。上ノ山さんに言ったら失礼かもしれないんですけど(笑)、その辛い状況でも私にとっては一つのチャンスでもあったんです。
自分がスタークスに対して、どれだけ価値を提供できるかを証明する機会だと思って、前向きに取り組むことができました。
Q. ここからもっと成長するぞ!という前提で入社したのに、すぐに業績悪化だと、普通はモチベーション下がると思うのですが、それをチャンスというふうに捉えられたのは、そう思わせる何かがあったのですか?
自宅のマンションを購入したときのことですが、実はその前に3年ほどかけてさまざまな物件を見て回っていたんです。だからこそ、この物件に出会ったときは、即決できました。「これは間違いない」と確信して、迷わず購入を決断したんです。この経験は、スタークスや上ノ山さんとの出会いにも通じるものがあると感じています。
それまで本当に多くの経営者と会ってきた中で、「この会社に入りたい」と思ったのは、スタークスを含めてたった2社だけでした。もちろん、他の会社も魅力的だったんですが、その中にジョインしたいという気持ちにはなれなかったんです。それくらい、スタークスとの出会いは希少なもので、まさに縁だと思いました。
だからこそ、「うまくいかなかったら次を探そう」という考えは一切ありませんでした。それほど強い確信を持って、スタークスに入社を決めたんです。
ハードシングスを乗り越えることで得られたもの

スタークスショックを乗り越えるぞ!と、経営陣で誓った時の写真Q. ハードシングスを残り越えていくなかで、大変だったことは何でしたか?
経営者との話の中でよく出る悩みというのは、だいたい「お金の悩み」と「人の悩み」の2つに集約されます。あの時も、この2つが中心でしたね。
まず、お金の悩みに関しては、比較的早い段階で適切な意思決定をして、資金を確保できる状態に持っていきました。実際、1ヶ月ほどで「もうあとはやるだけ」という状況になったので、割と早くクリアできたんです。もちろん、完全に悩みがなくなったわけではありませんが、かなりの部分が解消されました。
一方で、2つ目の「人の悩み」については、これはダウンの時期に限らず、常に付きまとってくるものだと思います。特に、人が去っていったり、組織が大きくなると、人に関する悩みはどうしても出てきます。辛いこともありますが、逆に言えば、人との関わりで得られる喜びも多いです。
経営をしていく上で、人に関する悩みと同時に、人によって得られる嬉しいこともたくさんあるので、その両方が経営の醍醐味なんじゃないかと感じています。結局、経営の悩みは「お金」と「人」、この2つに尽きるんですよね。
Q. それを乗り越えて何か心境に変化はありましたか?
「自分も貢献できた」ということが、自分にとって大きな自信になったのは確かですね。もちろん、周りからの評価や変化もあったと思いますが、それ以上に、自分自身の自信が大きく変わったと感じています。
入社当初は、既に前のメンバーたちが作り上げた基盤の上に、さらに成長させることが自分の役割だと思っていました。だから、「自分の貢献ってなんだろう」と悩んでいたんです。
でも、あの困難な時期を自分たちの手でしっかりと乗り越え、再び会社を作り直した経験が、自信の大きな転換点になりました。自分の力で会社に貢献できたという実感が、確かな変化をもたらしたんだと思います。
上ノ山さんの理念経営への想いは特筆すべきもの

Q. 逆境を仲間と乗り越えることで、強いチームになってきたと思うのですが、代表の上ノ山さんはどんな方に見えますか?
ワンピースのルフィに似ているなと感じる部分が結構ありまして、初めて会ったときから今でもそうなんですけれども、まるで「海賊王に俺はなる!」といったような大きなミッションやビジョンを掲げて、それに向けて大志を抱いているんです。
そして、その夢を語り、共感してくれる仲間を集めて大航海に出るようなイメージですね。そんな印象を強く持っています。さらに、人に対して非常に興味を持っていて、いかにみんなが輝けるか、どうすれば最大限に能力を発揮できるかを常に考えていますよね。ビジネスの観点でも、面白いビジネスや新しいアイディアを絶えず追求していて、「今は課題だけど、こうすれば解決できるんじゃないか」と、未来に対するビジョンが常にあるんです。
そういったアイディアの豊富さには本当に驚かされます。
私はありがたいことに、多くの機会を得てさまざまな社長とお話する機会がありますが、すべての経営者が全分野に秀でているわけではなく、いろいろなタイプがいると思います。そうした中で、上ノ山さんはミッション・ビジョンへの強い思い、人を大切にする姿勢、そして新しいビジネスへの強い興味という面において非常に特筆すべきものがあります。
そこに多くの時間とリソースを費やしていると感じますね。
Q. スタークスという組織の特徴はどんな点にありますか?
組織としての特徴的な部分でいうと、上ノ山さんが掲げるミッションやビジョンが非常に明確で、みんながそれに賛同し、言語化したり、確認し合ったりするカルチャーが非常に強いと感じています。
カルチャーが強いということは、それを基にして、メンバー全員が主体的に行動できるということです。このカルチャーがあるからこそ、みんなが自らの意思で動き、結果として組織全体がより力強く進んでいける。それがこの組織の大きな強みだと思っています。
また、新しいビジネスやサービスを生み出すスピードが非常に速い点も大きな特徴です。これは上ノ山さんだけでなく、幹部やメンバー全員が常に新しいビジネスの可能性に敏感で、お客様の課題に対して「こういうサービスを提供すれば解決できるのではないか」という発想を絶えず持っているからこそだと思います。
この思考レベルの高さは、他の会社と比較しても大きな強みだと感じます。
Q. カルチャー作りに関して、具体的にやっている施策や意識していることってありますか?
分かりやすく言うと、私たちは「三方良し」のビジネスを目指しています。もちろん、自分たちの利益も非常に重要です。しかし、たとえ利益が出たとしても「三方良し」ではないビジネスは、私たちのカルチャーや理念に反するので、そういったビジネスには取り組まないんです。
この「三方よし」というカルチャーがあるおかげで、「これをやるべきか、やらないべきか」という意思決定がぶれずに再現性を持って行えるようになってきたと感じます。こうしたカルチャーや考え方が組織全体に浸透している理由の一つは、2年ほど前に制定したクレド(行動指針)だと思っています。
15項目ほどあるこのクレドが、私たちの日々の行動の基盤になっています。毎週の会議では、そのクレドの中からテーマを選び、それに基づいてスピーチを行う習慣を取り入れています。そのため、クレドが常にメンバーの意識にあり、自然と日々の会話や行動に反映されているんです。
このように、クレドが浸透していることは、私たちにとって大きな成功の一つだと感じています。
今後は0→1だけでなく、1→10の経験もできる!

Q. 今後のスタークスの展開について、どうお考えですか?
そうですね。これまでミッションやビジョンを基に事業を展開し、成長を続けてきました。その積み重ねが、今後ますます大きくなっていくことで、私たちの選択肢も増えていくと思います。
例えば、現在はスタークス一社で事業を行っていますが、将来的にはM&Aを通じてグループ全体で同じビジョンを共有しながら事業を展開することができるかもしれません。
また、新しい事業もより大規模に進めていくことで、社会に与える影響がさらに大きくなる。そうした社会へのインパクトが大きくなることは、本当にワクワクしますね。
さらに、スタークスには0→1のアイデアがたくさんあります。それを1→10にしていくことが、自分が特に得意で好きな部分ですし、そこが自分が会社に貢献できるところだと思っています。ぜひ、そうした部分でさらに力を発揮していきたいですね。
Q. 今後はさらに選択肢が増え、色々なことにチャレンジできるようになる。ということですね。
0→1の段階では、少人数でスピーディーに進んでいくイメージがありますが、事業が成長するにつれて、巻き込む人数もどんどん増えていきます。そうなると、仕組みやプロセスを整備し、個人に依存しない体制を作ることが重要になります。
そうした仕組みを導入することで、全員が一緒に遠くまで進むことができるようになると思います。今まさに、その仕組みをチームのみんなと一緒に模索しているところです。
Q. 0→1フェーズだけでなく、今後は1→10も増えてくるということで、色々なフェーズが混在している組織形態になるんですね。
そう思います。
一つの分野に強い人だけでなく、さまざまな強みを持った人が集まることが、会社にとって非常に重要だと思います。これは、スタークスという一つの会社でもそうですし、今後グループとして事業展開していく場合にも当てはまることです。
多様な強みを持つ人たちが、一つのミッションやビジョンのもとに一体となって成長していくことが理想的だと考えています。その意味で、多様性は非常に大切だなと感じています。
Q. 最後に…未来の仲間に向けて、何かメッセージはありますか?
先ほどお話したように、スタークスがさらに大きくなっていくためには、さまざまな強みを持った人が集まることが重要です。ただ、その際に大切なのは、やはり私たちが大事にしている価値観に共感できるかどうかだと思います。
ビジネススキルは後から経験を積む中で身につくものです。
だからこそ、最初に「なぜやるのか」という部分、つまり成長ベンチャーに飛び込んで、自分自身が成長し、その成長を会社に貢献することで楽しめる人であることが大事だと思います。
人は誰しも完璧ではなく、足りない部分があって当然ですが、成長しながらそれを補っていける。だからこそ、最初に強い「意志」を持っている人と一緒に働きたいという気持ちは強いです。価値観にはさまざまなものがあります。
たとえば、「楽をして毎日楽しく過ごしたい」という価値観もあれば、「自分自身を成長させて、世の中に貢献できる人になりたい」という気持ちを強く持つ人もいます。その中で、やはり大切なのは後者のように、自分の成長と社会への貢献に対する強い意志を持てるかどうかです。もちろん、成長していく過程で辛いことや困難に直面することもあります。
でも、そこに意志がないと、「成長したいけど、楽もしたい」といった形で行動が鈍ってしまうこともあるでしょう。だからこそ、その辛さに向き合いながらも、熱量や情熱を持って行動できる人、そしてその意志を持ち続けられる人であることが非常に重要だと思っています。
今のスタークスで働く社員のように、課題へ正面から向き合い、高い志を持ち、本気で「コト」を成し遂げたいと思っているあなた。スタークスは、メンバーみんなのやりたい「コト」を成し遂げる「プラットフォーム」です。是非一緒に新しい未来を創っていきませんか?
少しでもご興味お持ち頂いた方は、是非お気軽にご連絡ください。素敵なバーカウンターでお酒を用意してお待ちしています!
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